小さな宇宙人アミ ~Part3~

スピリチュアル

2人で散歩をしていた。僕はアミに「宇宙人が違和感なく人々の前に姿を現すには、少しずつ姿を現していって人々が段々慣れていくようにすればいい」と言った。するとアミは「我々もそれに似たようなことはやってる、しかしはっきりと姿を現すのは無理だという3つの理由をさっき上げたけど、基本的な理由がもう1つある、それは法によって禁じられているんだ」僕は気になって「法ってどんな法?」と聞いた。「宇宙の法さ、君の世界にも法はあるだろう?文明世界にもすべての人が守らなくてはならない規定があるんだ。その1つは未開世界の発達進歩に干渉しないということなんだ。」3つの基本条件を満たしていない世界のことを未開世界とアミたちは呼んでいる。その3つの基本条件は1.宇宙の基本法を知ること2.世界の統一を図ること3.宇宙の基本法に基づいて組織づくりをすることだとアミは言う。僕は「その基本法って何のこと?」とアミに聞くと「どう?やっぱり知らないだろう?君は文明人じゃないよ」とアミは僕をからかいながらそう言った。「僕は子供だから知らないだけで、大人や科学者、大統領なら知ってるよ」そう言うとアミは大笑いをして「大人?!科学者?!大統領?!ごくわずかな映画を除いて彼らほどそのことを知らない人たちはいないよ」と言った。「いったいどんな法なの?」と聞いた。アミは「もっと後になったら教えてあげるよ」と答えた。大統領も知らないことを教えてもらえると思うととても興奮してきた。

アミは突然「ペドロ、僕はすぐ行かなくちゃいけない、また僕に会いたいかい?」と聞いた。「もちろんだよ、短い時間に君をとても尊敬するようになった」と答えた。「僕もだよ。でもまた戻ってきてほしいなら僕と一緒にいたことを1冊の本にしなくてはいけない」アミはペドロに本を書くことが次に会う条件だという。ペドロは戸惑ったが、アミが書き方のアドバイスをくれたので、書くことを約束した。

ペドロは寝る時間が遅くなってしまったことを心配し始めた。疲れて眠くなったことをアミに伝えると2人でペドロの家に向かって歩き出した。向かっている途中、パトカーに出くわした。「こんな遅くに何をやっているんだ?」と警察が言った。「散歩しているんです、人生を謳歌しているところです。あなた方は仕事ですか?悪党狩りでもしているんですか?」とアミは相変わらず笑って言った。アミが警察に対して全く驚くことなく話しているのを見て、僕の方が驚いてしまった。警官もアミの態度が面白いらしく一緒になって笑っていた。僕も笑おうと試みが緊張してとても笑えなかった。アミの風変りな服装を見て「どこから来たんだ?」と聞かれ、アミは「僕の星からさ」とぶっきらぼうに答えた。「あーじゃぁお前は火星人だな?」と警察。「火星人じゃないけど宇宙人には違いない」アミは愉快そうに無邪気に答えたが、僕の方は不安がますます増していった。「じゃぁお前のUFOはどこにあるんだ?」ともう一人の警官が父親が自分の子どこに接するような感じでアミに聞いた。子供のふざけっこのようではあったけれどアミは全て真実を話していた。「海岸のところに置いてある、海の中にね。ペドロ、そうだよね?」僕はどうしていいかわからなかった。笑うこともできなかったし、本当のことを言ってしまうなんてとても考えられなかった。それからも3人はふざけあっていたが、アミは警官2人に向かってじっと見つめながらとても奇妙は命令長の言葉で彼らに言った。「10分間身動きしないでそのまま止まれ、動けないぞ、動けない」すると警官の動きがピタッと止まった。さっきの笑ったままの顔でピクリとも動かなくなっている。「わかったかい?ペドロ。遊びかおとぎ話のようにして本当のことを言うんだ」固まった警官にイタズラをしながらアミは言った。僕はますます怖くなってきた。「逃げよう、早くここから遠ざかろう?目を覚ましたら大変だよ」と声を殺しながら言った。「まだ10分立つまでには余裕があるから心配しなくても大丈夫だよ」と言ってアミはまだイタズラを続けている。「早く早く!」その場から一刻も早く逃げ去りたかった。「今を楽しむかわりに、また先のことを心配し始めたね?わかった、行こう」アミは笑ったままの状態でいる警官に近づいて「目が覚めた時には2人の子供のことは永遠に忘れているように」また奇妙な命令長の言葉を発した。現場から離れることができて、僕はようやく落ち着きを取り戻すことができた。「どうやってやったの?」さっきのことを聞いた。「催眠術さ、誰にでもできるよ」とアミ。「すべての人が催眠術に簡単にかかるとは思わないよ。うまい具合にかかりやすい人に当たったんだね」僕は言った。「すべての人が催眠術にかかるよ、その上皆たいてい睡眠状態にある」とアミが答えた。「何が言いたいの?僕は睡眠状態なんかじゃないよ、ちゃんと目覚めている」アミは僕がはっきり断言したのを聞いてしばらく笑ってから言った。「散歩していた時のことを思い出してごらん?あの時は全てがいつもと変わっていると感じたね?全てが美しく見えただろう?」僕は思った「あの時は睡眠状態だったんだね、多分君がかけたんだろう?」すると「あの時は目覚めていたんだよ、今は睡眠状態で眠ってる。人生には少しも素晴らしいことはなく、危険なことばかりでいっぱいだと思い込んでいる、美しい景色も感じないし、歩けるということも本当に見るということがどういうことなのかという認識もない、呼吸することも楽しまない。君は今睡眠状態にいるんだよ、否定的な睡眠状態だ。戦争を栄光だと思う人や反対意見はみんな敵だと思う人、制服を着ているだけで偉くなったように感じる人と同じようにね。これらの人たちはみんな睡眠状態だ。催眠術にかかっていて、深く眠っているんだ。もし人生やその瞬間が美しいと感じ始めたとしたら、その人は目覚め始めているんだ。目覚めている人は人生は素晴らしい天国であることを知っていて瞬間瞬間を満喫することができる」とアミは言った。「そういうふうに言われれば君の言う通りだね

今回はここまでです。

今回もアミにぶちかまされましたね・・・!!にしても宇宙の基本法って何?!気になりますね~!なかなか教えてくれないアミ笑 仕方ないので焦らされましょう!世界の統一を図る、これも正直今の世界にはかなりハードルを感じますね、無理ゲーレベルの。世界の隔たりをなくす、そんなことができた未来を今は想像すらできないけれど、それをやり遂げた星は実際にあって、アミという心強い成功体験者が力を貸してくれてる。みんなで睡眠から目覚めるとき!なのかもしれないですね。

というか、私たちは今睡眠状態だったのか!!衝撃の事実!!でも、アミの説明を聞いたら納得というか、思い当たる節がありすぎて震えた。なんか、いつ!とか何が起こった時!とかは覚えてないけど、確かに自分の中で目覚めた瞬間っていうのが何回か自覚できた時があって、その時はアミが言う通り本当に世界の色が鮮やかになって、視界がクリアになった感じがして世界ってこんなに明るくて素敵なんだなって思えたんだよね。今までモヤがかかったような、グレーの世界、もちろん色は認識できるんだけど、フィルターがかかった感じだったのが、パっ!って・・・あの瞬間とても気持ちがよくて本当に自然に笑顔になってしまう感じがあった。5感が意識しなくても冴えわたってる感じ。アミや文明人はそれが永遠に続いてるってことだよね、最高すぎる!!その瞬間は短くて10秒くらいの時もあれば、知らないうちにまたフィルターがかかってるって気づくときもあった。その時に、あれなんだったの?あの晴れ晴れしい気持ちはどうやってなるの?っていくら考えてもわからなかったけど、アミの言葉で理解した。覚醒してたんだって。そしてこれを書いている今はまた睡眠状態だということ・・・目を覚ましたい!!睡眠状態から抜け出したい!!アミからヒントはもらった、実行していこう。

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